乗客目線の客室づくり
客室にこだわる
客室は、客室に近い位置にファブリック系の素材を、少し離れた位置にはクリスタルな素材を使用することとし、仕切り壁や棚棚下面にはフロストガラス(曇りガラス)を模した質感の新しい内装材を使用した。また、デッキとの仕切りにガラス製の扉を採用したり、出入台の壁面を曲面にしてソフトな印象としている。車体はアルミの大型中空押出し型材を使用して軽量化と構体構造の簡素化を図り、各機器は送風機を廃止して、騒音の極力少ないものとした。基本断面は縮小限界とし、車体・機器は耐寒耐雪仕様としている。パンタグラフ折畳み高さは4,140mmとしているため、中央線など架線高さの低い線区以外はJR東日本管内のすべての電化区間を走行できる。
最高運行速度
床高さは1,140mmとし、651系同様ステップなしとした。運転室は高運転台でボンネット部を有した構造で、踏切事故対策として衝撃吸収材をボンネット内に設けている。制御方式はVVVFインバータ制御を採用し、定速制御および抑速ブレーキ制御も可能としている。電庄形PWM制御方式のIGBTインバータ1台で4台の三相誘動電動機を駆動する。歯数比は1:5としており、設計最高速度(理想的な線路条件で求められる計算上の最高速度)は140km/hとしているが、運行上の最高運転速度は130km/hである。